本文へスキップ
Apolla AI
大手設備製造グループ

製造

契約書の一次レビューを2時間から15分に短縮、審査基準をグループ全体で統一

設備製造グループ:契約書レビュー・文書審査エージェントを本番業務フローに組み込み

課題

同グループは年間数千件の調達・販売契約を締結しており、12人の法務チームが一次レビューのすべてを担っていました。子会社ごとに審査基準が異なり、同じ種類のリスクでも会社によって判断が分かれていました。社外向け文書(規程、通知、販促資料)のコンプライアンス審査も同様に、担当者個人の経験に頼っていました。

経営層は、増員せずにレビュー期間を短縮し、審査基準を仕組みとして定着させることを望んでいました。

アプローチ

法務部門で頻度の高い2つのユースケース、契約書レビューと文書審査から着手しました。FDEチームが4週間にわたり現場に常駐し、グループの審査チェックリストをルールベースに落とし込み、実際の契約書で繰り返し精度を調整しました。

  • 契約書レビューエージェント:調達、販売、サービスの3種類の契約に対応し、注釈付きのレビュー版と意見書を出力
  • 文書審査エージェント:規程ライブラリと連携し、引用文書の有効性と記述の矛盾を検証
  • 2つのエージェントをグループの承認ワークフロー(OAシステム)に組み込み、法務担当者は使い慣れた画面のまま利用
  • 本番稼働後3か月以内に、法務のフィードバックに基づきルールベースを4回更新

アーキテクチャの要点

グループのVPC内にオンプレミス導入し、モデルは自社環境内のオープンソースモデルとパブリッククラウドのエンタープライズ版APIを併用するデュアルルーティング構成としました。契約書の原文を扱うタスクはすべて自社環境内のモデルで処理し、汎用的なテキスト処理はコストに応じて振り分けます。契約書のテキストがグループのネットワーク境界の外に出ることはありません。

お客様の声

ルールベースは、私たち自身の審査基準そのものです。エージェントはそれを、より速く、よりぶれなく実行しているにすぎません。
法務部長大手設備製造グループ

このプロジェクトの詳細をもっと知りたいですか?

ワークショップでは、アーキテクチャ上の判断、つまずいた点、実際の期間を共有できます。